四季折々に色と表情を変える、とても風情があって大好きなお寺、祇王寺です。
よくここには行くのですが、雪の時に行ったことがなかったのです。

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一面、白に覆われた祇王寺は、一見、素っ気ない庵のようにも見えます。

裏は山になり、京都のどん詰りにこじんまりと位置する祇王寺。
冬は訪れる人も特に少なく、静かで心に染み入る空気が、ここにはあります。

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この写真は、昨年の秋口に撮ったもの。
緑がまぶしいくらい美しい。

雪の祇王寺と比べると、夏のほうがもちろん鮮やかなのですが、冬の身の引き締まるような寂しさも、また素敵と分かってくださると思います。

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ほおずきでしょうか。
生垣に朱色が飾ってありました。
雪をかぶってはいますが、白の世界の中、とても目立つ色。

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祇王寺は苔が名物。冬は雪で苔が覆われてしまいます。
でも、雪の間からところどころ顔を出す緑が、とても美しいですね。

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庵の中には自由に入ることができます。
中から、庭を見たところ。

真ん中の大きな木をはじめ、葉のない木々の幹が多く見えます。
この閑散としていて寒々しい景色が、なんとも言えない風情。

春になると苔の緑、秋になると赤や黄色のもみじ、そして冬は雪の白。
四季を通じて、色を大きく変えるお庭が素晴らしいです。

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寒さと雪に花が負けないように、傘と藁で保護されています。
色のバリエーションが寂しくなる冬に、粋なはからいですね。

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さて、寒い中でしばし時間を過ごしたあと、嵐山の洋食屋さん兼カフェ、「赤マンマ」にてご飯を食べて暖まりました。
嵐山は次から次へとお店ができては潰れてゆきますが、ここは地元のお店っぽく、昔ながらに残っています。

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嵐山渡月橋にも、雪が舞っていました。
そんな遅い時間ではないのですが、日差しが傾いていますね。

この季節、お日さまはすぐ西の山に隠れてしまうので、冷たいけれど新鮮な空気をいっぱい吸って、家路につきました。

PENTAX K-7 with TAMRON 18-200mm F3.5-6.3 & 90mm F2.8 Macro