
梅雨の中休み。ちょっと晴れ間が見える時に、お散歩してきました。
今回は京都・南禅寺。
京都東山にあり、今が緑が一番きれいな季節。森林浴を兼ねて訪ねることができます^^
上の写真はよく雑誌などに載っている、南禅寺法堂(はっとう)です。

南禅寺に行く前に、まずは腹ごしらえっとw。
お昼ご飯は時々行く市場小路にて。
タイ風海鮮焼きそば、8種類のおばんさい、五穀米、おぼろ豆腐、味噌汁。
おばんさいが可愛いヘルシーメニューですが、ご飯などおかわり自由でお腹いっぱい。

南禅寺三門
地下鉄の駅からぶらぶら歩いて、この大きな三門に到着です。
ここをくぐって入ります…、とカップルが和んでいるのでなかなか横をすり抜けられない感じ(泣)。
三門を撮ったつもりが門の写真にならずカップル写真になってしまったのは、自分がひとりで悔しかったからかな(大泣)。

琵琶湖疏水・水路閣
三門をくぐると正面に最初の写真の法堂があるのですが、そこを右に行くとこの水路閣があります。
これは琵琶湖から京都へ水を引く人工水路の一部なんです。とても有名な場所ですよね。
明治23年竣工とのことで、さすがに今はもう使われていないだろうと思いきや、水路閣を上から見てみると…。

水路閣を上から見たところ。
きちんと水路になっていて、水が勢い良く流れています。琵琶湖疏水は現役なんです。

南禅院と庭園
水路閣でもそうですが、水がある景色は涼しげてこの季節にはいいですよね。
実際ここは街中より少し涼しかったです。

南禅院の建物から庭を望む。
まぶしいくらいの緑。床にも緑色が映っているくらいに。

緑の中にも、少し赤がでる木を植えているのがまた素敵。

南禅寺方丈。国宝です。
狩野探幽筆と伝えられる群虎図などの障壁画や、いくつもの庭園があって見所満載です。
その中で気に入った庭を紹介します。

蓬莱神仙庭
「蓬莱(ほうらい)とは中国に合って仙人が住み、不老不死の地と考えられている霊山。
ここ南禅寺の境域も古くは仙人が住む佳きところと称えられてきた。」説明張り紙より
さすがに今は仙人はいないでしょうけど、霊なら普通に住んでいそうな雰囲気が南禅寺付近にはあります。

禅寺のお坊さんは仙人とは違うものの、独特の凛としたオーラがあるように思います。
人も建物も木々も、街とは違うキリッとした雰囲気なのです。

六道庭
六道とは、天界、人間界、修羅の世界、畜生界、餓鬼界、地獄界のこと。
「煩悩に迷い、涅槃の境地に達することなく六道を輪廻する我々凡夫のはかなさを想う。」説明張り紙より
まあ、自分も六道とやらをグルグル回っているんでしょうねー。はかなすぎるよorz
そうそう、苔がとても美しいです。

蒸し暑い中、色々見ていると体力がどんどん奪われてゆきますので、このへんでおうちに帰ります。
帰りがけ、見事に咲いている蓮の花を見つけてほっこり。
PENTAX K-7 with TAMRON 18-200mm F3.5-6.3
コメント
コメント一覧 (2)
cruxさんの写真をみながら、しばし無言で読み心リフレッシュ。
南禅院行ってみたくなりました。
これから夏本番、御身体に気を付けて下さい。
風と光・心癒される記事を楽しみにしております。
遊花人
いつもありがとうございます。
自分の記事でちょっとリフレッシュしてもらってうれしいです。
南禅院も素敵ですので、機会があればぜひ訪ねてみてください。
京都は最近蒸し暑い日々です。ちょっとぐったりしますが、お陰様で元気で過ごしております。
遊花人さんも暑い夏ですが、どうぞご自愛下さいませ。