2月も後半になって、ようやく春らしい、暖かい日が訪れました。
とっても嬉しくなって、お花を見に行きたくなります。
今の時期だと、やっぱり梅。
京都の梅の名所はたくさんありますが、なんといっても天神さん発祥の地、北野天満宮。
毎年この時期に訪ねています。
鈴がひとつしか無いので、鈴を鳴らしたい人々が一列に並んで、鈴なり^^
まわりの風景がまだまだ冬の寂しい色なので、梅のピンク色が特に目立ちます。
北野天満宮の梅苑。
1500本の梅が植えてあるとのこと。
まだ咲き始めでしたが、これだけたくさんあると十分堪能できます。
和服の方がおられたので、後ろから一枚撮らせていただきました。
本殿と梅の木を、逆光で撮ってみました。
神社ならではの、日本らしい組み合わせです。
日差しが、最近少しずつ少しずつ強くなってきているよう。
「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」
菅原道真が、大宰府に左遷される際に詠んだ歌です。飛梅伝説ですよね。
そろそろ冷たい北風から、東風に変わる季節。やっと温かい風を感じることができて、嬉しくなります。
門を出るときに振り返って、きちんと礼をされている方もおられました。
日が傾いて、梅の花びらを透過する光が美しい。