とても晴れ渡った、雲ひとつない春空に映える桜。
同じ日本での悲惨な状況が、信じられないほど平和な光景です。
今回は京都の桜の名所である祇園白川と、円山公園にある祇園枝垂桜を見に、お散歩してきました。
上の写真は、祇園白川にて。
川沿いに桜の木が並んで植えられていて、なかなか壮観です。
まだ、満開には少し早かったようですけど。
川で癒され、桜で和みます。
立ち並ぶ家々も祇園らしい日本家屋で、地味ながら落ち着く風景です。
まだ満開ではなかったのですが、桜を見に来ている人がかなり多いですね。
この奥に目的とする円山公園があるので、神社に参拝して奥を目指します。
京都で一番有名な桜かも知れません。円山公園のランドマークです。
毎年見ていますが、その豪華絢爛さに驚くばかり。
この日は、突き抜けるような青空だったので、桜の美しさが存分に映し出されていました。
レトロなお店も出ていて、のどかな花見気分満点です。
被災された方々にも、一日も早くこんなお花見ができるようになっていただきたい、と願っていました。
今年は、つい最近まで寒い日が長引き、心理的にも日本中が暗い日々になっています。
それでも、季節は確実に春を連れてきていて、桜の花が開いています。
桜の周りをぐるっと一周回って、その雄姿をしっかり目に焼き付けて、家路につきました。
寒い冬を耐え、元気に、驚くほどたくさんの花を咲かす枝垂桜。
生命力のすごさを改めて感じたひとときでした。
かならずや、落ち込む日々が遠ざかり、次の季節がやってくると、気づかせてくれる桜の花たちです。
PENTAX K-7 with TAMRON 18-200mm F3.5-6.3 & 90mm F2.8 Macro