
夕暮れ。
一羽の白鳥がつくる引き波が、お堀にきれいに映し出されています。
夕焼けとの対比が、とても美しかった。
ここは、二条城。
徳川慶喜が大政奉還をした場所。激動の大舞台です。
そして江戸時代が終わり、近代がここから幕を開け、現在に至ります。
大政奉還をした部屋も公開されており、そこでは教科書の話が目の前の現実になります。
修学旅行などで訪れた方も多いのではないでしょうか。
そんな激動を何も知らず、白鳥は優雅に泳いでいました。
何も知らない優雅な白鳥が幸せなのか、激動の波を作った先人たちが刺激的で面白い生き方なのか、よくわかりません…。
PENTAX K100D Super smc 18-55mm F3.5-5.6
コメント
コメント一覧 (7)
思うとすごく不思議な感じと、
信じられない気持ちになります^^
白鳥っているんですね!!
夕暮れもキレイです(●´U`●)
くねくねと曲がった通路を奥まで進み、
位や用途によって、さまざまに変わる部屋に驚きました。
そして歴史の舞台に足を踏み入れて、大感動。
一羽の白鳥が描く扇形の線も、樹々の背から漏れる逆光も、とても綺麗です!
だけどせつない気持ちになるのは、やはりここが二条城だという意識があるからでしょうか…。
個人的には、何も知らないで幸せのほうが好きかも
景色イイですね。
いつまでもこの景色が続く日本でありたいですね。
そうなんです、とても不思議な感じ。
白鳥と、夕日はとてもマッチしてましたよ。ちょっと幻想的でした。^^
>もえこさん
そうですか、昨年の夏に…。
あのくねくねした廊下がいいですね。奥ほどえらい人志か入れませんから、昔の大名は入ってゆくときには、さぞ緊張したでしょう。
歴史の重みを考えると、ちょっと切ない気持ちになりますよね。
>nora猫さん
これは歴史の重みを考えると、とても寂しい写真だと思います。
何も知らない方がいいんでしょうかね??
>ノリノリさん
ちょっとご無沙汰です。
そうですか、そんなことも感じますよね。
景色はまずまずでした。城の中はすごいのですが、写真撮影禁止で、残念です…。
時代の大きな転換を迎えたこの城で、白鳥は何を思って
優雅に泳いでいるんだろう・・・?
それを一句にまとめるには、この芭蕉めはまだまだ若輩者のようですw
自分には文才がないので、写真で表すことが精一杯です。
情景が浮かんでくるような一句や詩が書ける方がうらやましいです。