シルバーウィークの天気がよい日。枯山水の庭で有名な、龍安寺(りょうあんじ)にお散歩してきました。
枯山水ってとってもシブいのですけど世界的に有名なお庭だし、いちどは見ておかねば！


まずは庫裡（くり）。
龍安寺のメインの建物です。天竜寺など他の禅寺と似たような雰囲気です。
夏色の青々とした葉が茂っていますね。

もみじもまだまだきれいな緑をしています。

龍安寺一の見所、石庭です。枯山水の代表的な庭として、あまりにも有名。

…なのですが、自分はどうもこの良さがわかりません。
岩と小石から、情景があまり浮かんでこないんです。想像力が欠如しているからでしょうね。
まだまだシブさの分る大人にはなれないようです(^^ゞ

なので、修学旅行生がするように庭の岩の数を数えてました。
岩は全部で15個あるのですが、どの場所からも全部の岩をいちどに見ることは出来ません。端の小さい岩は、角度によって隣の大きな岩に隠れて見えなくなるからなんですね。

なぜ全部いちどに見えないように配置しているのでしょう？
ガイドさんいわく、「それは、人間はすべてのものを見通すことができない不完全な存在だ、ということを教えているのです」。なるほどー。

写真も、どうも気合が入ってなくてうまく撮れてないです(^◇^;)


枯山水の石庭を出ると、そこには大きな池が広がっています。鏡容池と名付けられています。
砂と岩の世界から、実際の水がある世界を見ると、ちょっとホッとしますね。それが作った人の狙いらしいです？


水面に映える、彼岸花。
かすかに波が見えたり横の葉にだけ光があたっている所など、初秋らしい一枚だなーと自己満足しています^^



帰りはまた、風情ある嵐電に乗りました。一両編成のかわいい電車に、こぢんまりとして改札もないホーム。日差しと空の色は、まだまだ夏ですね。

PENTAX K-7 with SIGMA DC 18-50mmF2.8 & PENTAX DA 50-200mmF4-5.6