
ついこの前、桜が咲いたかと思うと、もう新緑の季節になりました。
今年は冬が長かった分、その後の季節の移り変わりが早いようです。
ゴールデンウィークに今年も少しだけ、ヤマブキを見にゆきました。
名所である、京都・松尾大社。
戦前は「全国神社中第四位の序列をもって官幣大社に列せられた」という、由緒ある神社です。

堂々とした楼門も新緑に囲まれています。
この門をくぐるとヤマブキがいっぱい植えてあります。

黄色い花と新緑色の葉の対比がほんと美しい。
でも、写真の花は元気ですが、もうしおれてしまっているヤマブキが多かったのは残念。
去年より1週間ほど早く来ているのに、ちょっと来るのが遅かったかな?
昨年の記事:「京都・松尾大社のヤマブキは初夏を感じる鮮やかさ」

境内の一の井川にかかる橋と、川沿いに植えられたヤマブキ。
ただ単に花があるだけでなくて、川や池のような水もあるともっと癒される気持ちになりますね。
空気も初夏のなんとも言えない新緑の香りで、深呼吸すると身体の中が少しきれいになるような気がします。
見る景色は写真に残せても、この空気は残すことができないので毎年空気を吸いに行っています。

松尾大社は「酒造神」なので、こんなふうに酒樽がいっぱい積んであります。
灯籠の上にむす苔もいい感じ。

帰り道。松尾大社前の阪急電車松尾駅にて。
「さがの」のヘッドプレートが取り付けられていますね。
桜の季節~ゴールデンウィークは、大阪梅田や京都河原町から直通電車が嵐山まで乗り入れ、大賑わいです。
これからゴールデンウィークを過ぎて梅雨になると、嵐山嵯峨野も人出は減ります。
でもその頃は一番新緑が美しく幻想的ですらあり、適度に湿った緑の匂いもなんとも言えず、自分はとっても好きな季節。楽しみです。
PENTAX K-7 with SIGMA 18-50mm F2.8 & TAMRON 90mm F2.8 Macro
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